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掲載日:2018-06-13 BUSINESS 家族30年変化調査、妻は強く、夫は弱くなった30年

  •  博報堂生活総合研究所が妻の年齢が20~59歳の同居世帯を対象に実施した「家族30年変化調査」結果(有効回答数630世帯、1260人)によると、家庭の総合的な決定権については、「夫」との回答は過去最低(1988年72.4%→2018年38.7%)になる一方、「妻」との回答は過去最高(1988年10.1%→2018年30.3%)となり、両者のスコアは30年間で最も接近した。年代別では「妻が30代以下」の夫婦で、今回はじめて「妻>夫」の逆転が生じた。

     また、「妻が働きに出ること」や「親と同居すること」、「子どもの名前」など家庭の事柄について、最終的な決定権が「妻にある」との回答スコアは30年間で最高になった。一方で上記項目の決定権が「夫にある」との回答は30年間下がり続け、過去最低になった。さらに「夫/妻の友人・知人を家へ招くこと」も含め、30年間で妻にさまざまな事柄の決定権が移っている様子がうかがえる。

     夫婦像の理想と現実については、理想の夫婦像について、夫・妻とも最多の回答は「友達夫婦」(夫64.9%・妻79.5%)だった。現実の夫婦像でも「友達夫婦」が最多となった(夫53.8%・妻57.3%)。一方、「亭主関白」は理想でも現実でも、30年間で最低となっている(夫の理想:1988年50.2%→2018年17.8%など)。30年前から妻の理想だった「友達夫婦」に夫の理想も近づき、現実的にも「友達夫婦」が増えているようだ。

     夫婦の依存意識(2018年のみ調査)については、夫と妻それぞれに「自分は配偶者がいないと暮らせない」と思うか聞いたところ、「そう思う」との回答は夫が67.1%、妻が59.5%となり、夫が妻を7.6ポイントも上回った。年代別では、夫・妻とも「30代以下」で、「そう思う」(夫73.9%、妻62.7%)との回答が高くなった。一方、40代以上では夫が64.3%、妻が57.8%となり、夫・妻ともに依存度がやや低くなっている。

     同調査結果は↓
    http://www.hakuhodo.co.jp/uploads/2018/06/20180611.pdf


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