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掲載日:2017-08-16

御社の労務管理は大丈夫?今すぐ活用したい『スタートアップ労働条件』

優れた人材を確保する上で、欠かすことのできない“労働条件の改善"。求職者にとって魅力ある職場の実現は、自社の状況を知ることから始まります。

【自社の労働条件の確認に『スタートアップ労働条件』活用のススメ】

厚生労働省より今年5月、長時間労働や賃金不払いなど労働関係法令に違反した疑いで送検された企業の一覧が公表されるようになりました。このことから、今まさに各企業においては労働環境の見直し・改善への取り組みが進められています。御社の状況はいかがでしょうか?採用戦略の一環として、一歩ずつ働き方改革に乗り出している方も少なくないのではないでしょうか?

とはいえ、自社の労働条件が「法と照らし合わせて適正なものなのか」「今後改善すべき点はどんなところにあるのか」等の検証は、なかなか上手く進まないこともあるようです。たとえ違法の状態があるとしても、それが長年継続していて社内ではごく当たり前の慣習になっていたとしたら…。「間違っている」と気付くことすら難しいかもしれません。

そうした背景を受けて厚生労働省は2016年11月、自社の課題を客観的に発見するためのツールとして、『スタートアップ労働条件』をリリースしました。非常に使いやすいツールですので、ぜひ活用し、御社の労働条件の改善に役立ててみてください!

【たった20分の診断で、労務管理や安全衛生管理上の課題を発見】
それではさっそく、実際の『スタートアップ労働条件』のウェブサイトを見てみることにしましょう。

参照:厚生労働省『スタートアップ労働条件』
http://www.startup-roudou.mhlw.go.jp/index.html

診断は、WEB上で簡単な質問に答えていくだけのシンプルな方法。事前に会社情報などの登録をした登録ユーザーは54問(所要時間20分程度)、事前登録なしのゲストユーザーは40問(所要時間15分程度)に回答。その診断結果がレーダーチャートに表示されます。

チャートや得点を確認することで、御社の課題点が一目瞭然に。併せて、改善策やこれからの取り組みについてのアドバイスも受けられるので、今後に活かすことができそうです。『スタートアップ労働条件』は無料で使えるツールなので、気軽に挑戦してみると良いと思います。

【今、求職者が勤務先に求める要素は「ワークライフバランスの実現のしやすさ」】

今回ご紹介した『スタートアップ労働条件』で診断できるのは、法令順守の観点からごく当たり前に守られるべきポイントばかりです。こうしたラインをクリアしながら、より魅力的な職場環境を築くためのヒントとして、「求職者が企業に求める要素に関わるアンケート」の結果を下記サイトで確認してみてはいかがでしょうか。

参照:ランスタッド「【ランスタッド・エンプロイヤーブランドリサーチ2017】勤務先を選ぶ重要項目についての調査結果を発表」
https://www.randstad.co.jp/wt360/archives/20170727.html

注目すべきは、調査結果の特筆事項として挙げられている「日本の働き手が重要視する『柔軟な働き方』や『ワークライフバランス』が初のトップ5に浮上」という項目。従来型の“週5日会社勤務"“勤務時間は9時~18時"“ただし、当然残業あり"といった日本企業における働き方は、現代の求職者には「絶対」ではなくなってきているようです。

最近は日本においても、在宅勤務やフレックスタイム制等のライフスタイルに合わせた柔軟な働き方が、少しずつではありますが浸透し始めています。もちろん導入にあたっては課題もあるでしょうが、従事する職務内容、さらに働く本人の要望に応じて、こうした働き方の活用を検討する余地はあるのではないでしょうか。

企業における人材確保は、今後ますます困難になっていく見込みです。そんな背景においては、積極的に求職者ニーズに目を向けた就労環境の実現を目指していく必要があるのかもしれません。

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