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掲載日:2018-01-17

職場環境整備の一助に!労働関係法令学習用スマートフォンアプリ『労働条件(RJ)パトロール!』

新しい年を迎え、新年の抱負として「働きやすい職場環境作り」を掲げる事業主の皆様も少なくないかもしれません。昨年から徐々にスタートしている働き方改革は、今年からいよいよ本格化していく見込みです。社内の諸制度を変えていく一環として今一度、職場環境を足元から見直すことは重要だと言えるのではないでしょうか。

【労働関係法令を気軽に学べるスマホアプリ登場!】

とはいえ、事業主の皆様が何かと忙しい年度末を目前に控え、数多の労働関係法令を勉強し直すことは現実的ではありません。そんな時に活用したいのが、厚生労働省が昨年11月にリリースしたスマートフォンアプリ『労働条件(RJ)パトロール!』です。

本アプリでは下記のコンテンツを通して、労働条件や就業に関わる法律の定めについて、クイズ形式で気軽に学べます。メインターゲットはこれから社会に出て働く若者ですが、企業側にとっても、労働者に対する対応の可否をチェックするために役立つ内容となっています。就業に関わるNGルールを総復習するのにも便利です。

■ クイズ機能
個性豊かなキャラクターと一緒に、労働環境に問題のある架空の会社をパトロール。労働法令の違反に該当する台詞を見つけだします。全6章の会話形式のストーリーを楽しみながら、労働関係法令を学習できる内容です。

■ 関係法令一覧
クイズ機能と連動し、関係のある法令を一覧で紹介します。関連法令の一覧からは労働条件ポータルサイト(「確かめよう労働条件」)を参照可能。最新の関連法令に関する情報を確認することができます。

■ 相談機関・窓口紹介
都道府県労働局・労働基準監督署及び総合労働相談コーナー、労働条件相談ほっとライン、労働基準関係情報メール窓口を紹介しています。労働に関わる各種相談機関の情報をスマートフォンアプリから手軽に調べることができます。

参考:厚生労働省「『労働条件(RJ)パトロール!』が提供開始されます」
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000183889.html
※同アプリはApp Store(iPhone)やPlayストア(Android)よりダウンロードできます

あくまで「労働に関わる基本事項の確認」が主となりますが、労働者にとっては働く上で知っておくべき知識の習得に、企業側にとっては労働者対応の再確認に役立つ内容です。「基本的な就業ルールなど、ウチは大丈夫」と思っていても、意図せぬところでルール違反が起こっているケースは多々見受けられるもの。事業主や人事担当の皆様であれば、一度は目を通されておくと良いかもしれません。

【併せて活用したいWEB無料診断『スタートアップ労働条件』】

労働条件について『労働条件(RJ)パトロール!』よりもさらに詳細にチェックしたい!そんな場合に活用を推奨するのが、同じく厚生労働省が開設した『スタートアップ労働条件』です。WEB上で40の設問に答えるだけで、御社の労務管理・安全衛生管理面での課題抽出を無料で行ってくれます。

併せて、労働基準法等関係法令の基礎知識や遵守すべき事項、行うべき手続き、具体的な届出方法等についても確認できるようになっています。業種を問わず、広く一般企業に役立つコンテンツとなっているため、税理士事務所等から顧問先に対して、本サイトの活用をお勧めしても良いかもしれませんね。

参考:厚生労働省『スタートアップ労働条件』
http://www.startup-roudou.mhlw.go.jp/

【無料セミナー・個別支援も実施されています】

厚生労働省では、上記のようなアプリやWEBによる診断の他、起業・分社・異業種へ進出・初めて雇用をしてから原則5年以内の事業場を対象としたセミナーや個別支援を実施。就労環境整備のためのサポートを提供しています。

すべて無料で行われるので、「職場環境の整備をしたいが、コストが心配」という場合にも安心です。簡易的な診断結果をより深く理解し、正しく実行するためにも効果的でしょう。これから成長していく創業したての顧問先に、無料活用できるこうしたサービスをご紹介してみてはいかがでしょうか?

参考:厚生労働省「確かめよう 労働条件」
http://www.check-roudou.mhlw.go.jp/torikumi/index.html

平成30年以降、ますます本格化していく働き方改革。その前に、基本的な職場ルールの見直し・改善を図ることは欠かせません。御社、そして顧問先における働き方改革の第一歩として、本号でご紹介したツールのご活用をご検討ください。

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