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掲載日:2018-02-07

平成30年雇用保険料率と協会けんぽ健康保険料率を確認

雇用保険料率と協会けんぽの健康保険料率は毎年、新年度を迎えるタイミングで変更されます。新年度を目前に控え、来年度から適用される各保険料率(健康保険料率については決定案)が公表されていますので、もれなく把握しておきましょう。

【平成30年度雇用保険料率は、平成29年度から据え置き】

昨年は年度初めに引き下げのあった雇用保険料率ですが、平成29年度から30年度にかけては据え置かれることが、1月30日付の官報において厚生労働省告示第十九号として正式に公告されました。

出典:厚生労働省「参考:平成30年度雇用保険料率」
http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11607000-Shokugyouanteikyoku-Koyouhokenka/0000190695.pdf

雇用保険料率に変更が生じると年度更新事務が複雑になりがちですが、前年度と同率となった今回はスムーズに取り組むことができそうです。

ちなみに、雇用保険料の労働者負担分は、毎月(賃金を支払う都度)労働者に支払われる賃金総額に労働者負担率(「平成30年度の雇用保険料率」の表でいうと「1」の保険料率)を乗じて算出し、徴収します。つまり、一般の事業の場合、20万円の賃金月額であれば「20万円×3/1000=600円」が、労働者から徴収すべき雇用保険料(月額)となります。賃金を支払う都度、適切に処理できる様にしましょう。

【平成30年度の協会けんぽ健康保険料率は、都道府県ごとに変更あり】

平成30年度協会けんぽの都道府県単位保険料率は、下記出典の通りとなる見込みです。現段階では未だ正式決定ではありませんが、健康保険料率は給与計算事務に大きく影響するため、今から変更予定として把握されておくと良いでしょう。健康保険料率は、3月分(4月納付分)から変更されます。

出典:協会けんぽ「平成30年度都道府県単位保険料率の決定について(案)」
http://www.kyoukaikenpo.or.jp/~/media/Files/shared/direction/dai90kai/2018012901.pdf

なお、厚生年金保険料率については、毎年9月分(10月納付分)より変更されています。ただし、こちらについては平成16年度より段階的に引き上げられてきており、平成29年9月を最後に引き上げが終了する旨が既にアナウンスされています。以降、厚生年金保険料率は18.3%に固定される見込みとなっていますので、今秋の変更はなさそうです。

【介護保険料率は1.65%→1.57%に引き下げの見通し】

都道府県単位保険料率の変更と併せて、一律に定められている介護保険料についても変更となる見込みです。具体的には、「1.65%→1.57%」の引き下げが予定されています。40~64歳の方で協会けんぽなどの医療保険加入者については、通常の保険料と併せて、上記の保険料率に応じた額が徴収されます。

以上、今号では、年度当初に変更される雇用保険料率及び協会けんぽ健康保険料率をご紹介しました。保険料納付や給与計算に誤りのないよう、情報を正しくアップロードしておきましょう。

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