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掲載日:2018-02-28

平成30年度より変更となる社会保険料率をまとめて確認

新年度を迎えるにあたり、社会保険関連で変わる数字がいくつかあります。社会保険料の変更は従業員の給与計算に直接影響しますから、年度初めを前に早めに確認し、円滑に処理できる様備えておきたいものです。

2月7日付の記事では、既に雇用保険料率と協会けんぽの保険料率についてご紹介しました。

関連:人材ドラフト「平成30年雇用保険料率と協会けんぽ健康保険料率を確認」
https://www.jinzai-draft.com/business_support.php?submit=news_d&news_id=58

協会けんぽの保険料率は先日、確定版の数字が出ましたので、本稿にて併せてご確認ください。

【平成30年度雇用保険料率は前年度より変更なし】

平成30年度の雇用保険料率は、以前の記事でご紹介した通りです。平成29年度の数字から、事業主負担・労働者負担共に変更はありません。

出典:厚生労働省「平成30年度の雇用保険料率について」
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000192647.pdf

【平成30年度の労災保険料率は平均で0.2/1000引下げ】

続いて、労災保険料率について。全体としては引下げられていますが、業種によっては引き上げ、据え置きのものがあります。関連する数字は早めに確認し、年度更新に備えましょう。併せて、労務費率および第2種特別加入保険料率にも変更がありますので、下記出典にある『別添2』よりご確認ください。

出典:厚生労働省「労働者災害補償保険法施行規則等の一部を改正する省令の施行について」
http://wwwhourei.mhlw.go.jp/hourei/doc/tsuchi/T180209K0020.pdf

【平成30年度の協会けんぽ保険料率は…】

協会けんぽの保険料率については、先日の記事で「案」だったものが正式決定され、都道府県ごとに引き上げ、据え置き、引き下げが生じています(引き上げ18支部・据え置き5支部・引き下げ24支部)。健康保険料率及び介護保険料率は、3月分(4月納付分)からの適用となります。ご注意ください。

出典:協会けんぽ「平成30年度の協会けんぽの保険料率は3月分(4月納付分)から改定されます」
http://www.kyoukaikenpo.or.jp/home/g3/cat330/sb3130/h30/300209

なお、新年度の保険料額表は、下記よりダウンロードできます。

参考:協会けんぽ「平成30年度保険料額表」
http://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/cat330/sb3150/h30/h30ryougakuhyou3gatukara

【平成30年度の介護保険料率は一律で1.57%に引き下げ】

健康保険料率と併せて、平成30年度からの介護保険料率にも変更が生じています。こちらは全国一律で「1.57%」に引き下げられました。40~64歳の方で協会けんぽなどの医療保険加入者については、通常の保険料と併せて徴収されます。給与計算で間違えのないよう、準備を進めましょう。

なお、4月1日から変わる数字としてもう一つ、「子ども・子育て拠出金率」があります。こちらについては現在「0.23%」ですが、平成30年度に関しても引き上げの可能性が高くなっています。さらに先日、一般事業主から徴収する拠出金率の上限を「0.25%」から「0.45%」に引き上げる旨の改正案が提出されており、平成31年度以降も段階的な引き上げに注意が必要です。

参考:内閣府「第196回 通常国会_子ども・子育て支援法の一部を改正する法律案の概要」
http://www.cao.go.jp/houan/doc/196gaiyou.pdf

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