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掲載日:2018-10-17

【平成30年10月1日より】雇用保険継続給付の被保険者署名・押印の省略が可能に!

平成30年3月30日付で「雇用保険継続給付の被保険者署名・押印省略」の改正省令が公布されていました。今号では、平成30年10月1日以降の具体的な手続き方法をご紹介いたします。 対象者の多い事業場においては、業務効率化につながる改善となっておりますので、積極的にご活用ください。それでは、さっそく概要を確認していきましょう。

【雇用保険継続給付の被保険者署名・押印省略は、「同意書」による確認・保存で可能に!】

同給付の申請時にはこれまで都度、届出に被保険者本人の署名・押印が必要とされていました。そのため、対象者が複数名いる会社では、被保険者署名・押印への対応に時間を要すことがあったのではないでしょうか?

このたび、平成30年10月1日から被保険者本人へ「記載内容に関する確認書・申請等に関する同意書」によって確認を行い、保存しておくことで、届出書上必要となっていた被保険者の署名・押印を省略することができるようになりました。同意書による確認が取れたら、申請書の申請者氏名・署名欄に「申請について同意済(※)」と記載して届け出をすれば完了です。
※下記資料内<育児休業給付金支給申請書の本人署名欄を省略する場合の記載例>をご参照ください。

参考:厚生労働省「平成30年10月1日から、雇用継続給付の手続を事業主等が?う場合、同意書によって被保険者の署名・押印が省略できます」
https://www.mhlw.go.jp/content/11600000/000362068.pdf

各雇用継続給付の同意書のフォーマットは、厚生労働省のウェブサイト上で入手できます。

参考:厚生労働省「平成30年10月1日より事業主等が雇用継続給付のお手続きを行う場合、被保険者の署名・押印を省略できる場合があります」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000150982_00001.html

【ご存知ですか?「雇用保険継続給付」とは】

雇用保険継続給付は、高齢・育児・介護の理由により収入が減少した際、職業生活の円滑な継続を援助、促進する目的で支給される給付のことです。具体的には「高年齢雇用継続給付」「育児休業給付」「介護休業給付」の3種類があります。雇用保険継続給付の対象者、支給額や手続きについては、どの給付を受けるかによって、それぞれ異なります。詳細は下記よりご確認ください。

参考:ハローワーク「雇用継続給付」
https://www.hellowork.go.jp/insurance/insurance_continue.html#main

このうち、育児休業と介護休業に関しては、近年たびたび法改正が生じており、要件に関する確認が必要です。直近では平成29年10月に改正法が施行されていますが、御社では「社内規程の改定」は万全でしょうか?対象者があまり出ない事業場においても、今一度、適切に情報更新が行われているかどうかを確認されておくことをおすすめいたします。

いよいよ2019年4月からは、働き方改革関連法が本格的に施行されます。今回、ご紹介した雇用保険継続給付以外にも、各種制度で様々な変更が生じていく見込みです。本コラムでは引き続き、労働・社会保険関連の最新情報をご紹介してまいりますので、一つひとつ漏れのないように、一緒にチェックしてまいりましょう!

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